はじめてEC事業を買う人が、ノンネームから引き継ぎまでに通る10工程

「気になる会社が1社あります。ここから何がどの順番で進むのか、全体像が分かりません」。EC事業の買収をはじめて検討する方から、最初に届く質問です。

M&Aの手続きには決まった順番があります。中小企業庁の「中小M&Aガイドライン(第3版)」は、その流れを10の工程として示しました。どこで何を確かめ、どこから費用が発生し、どこから引き返しにくくなるか。答えは工程ごとに決まっています。

この記事の結論は次の4つです。

  • 手続きは10の工程で進みます。買い手が関わり始めるのは4番目のマッチングからで、確かめるものと所要の時間は工程ごとに違います
  • 実名の開示(ネームクリア)には、売り手の個別の同意が要ります。開示依頼を出しても名前が分からない場合があるのは、ガイドラインに沿った手順だからです
  • 費用が発生するのは基本合意から。ノンネームの閲覧・開示依頼・面談まで、買い手の負担はありません
  • 買収の可否は、市場・在庫・コスト構造・人員計画の4つが事実で埋まってから決めます。とくに人員計画は、誰をいつから当てるかを名指しできるかどうかです

手続きは10の工程で進む

中小M&Aガイドライン(第3版)のフロー図は、手続きを10の工程に分けています。この図は売り手(譲り渡し側)の動きとして描かれたもので、買い手が関わり始めるのは4番目のマッチングからです。

工程買い手がすること・確かめるもの所要の目安
⑴意思決定売り手側の工程。買い手は先に予算の上限・対象領域・決裁ルートを決めておく打診を受ける前
⑵仲介者・FAの選定売り手側の工程。窓口が仲介者(双方と契約)かFA(一方と契約)かを確認する売り手の準備1〜2か月
⑶バリュエーション売り手側の工程。買い手は希望額の根拠と、在庫が価格に含まれるかを確認する同上
⑷譲り受け側の選定(マッチング)ノンネームを読む。開示依頼を出す。秘密保持契約を結び、実名と企業概要書を受け取る数日〜数週間
⑸交渉経営者と面談する。数字の再現性、引き継ぎの条件、譲渡の理由を確かめる打診から面談まで2〜4か月
⑹基本合意の締結価格と条件の大枠、独占交渉の期間、調査の範囲と期限を文書にする面談から1〜2か月
⑺デューデリジェンス(買い手による詳細調査)会計・法務・事業の実態を専門家と確認する1〜2か月
⑻最終契約の締結表明保証、補償、クロージングの前提条件を詰める調査終了から2〜4週間
⑼クロージング譲渡対価を払い、対象を引き受ける。登記が必要なら同日に行う1日
⑽クロージング後(ポストM&A)引き継ぎと100日の計画を実行する100日

工程の名称はガイドラインのフロー図の表記。所要の目安は当社(CommerceX M&A)がEC・D2Cの支援で用いている数字です。

分かれ目は6番目の基本合意にあります。ここまでは複数の相手を並行して見てよく、ここから先は独占交渉に入り、費用も発生する。どこから引き返しにくくなるかはM&Aはどこから後戻りできなくなるのか ── 基本合意から最終契約までの3本の線で詳しく説明しています。

ノンネームで読むのは依存の度合い

社名が伏せられていても、読み取れることは多くあります。業種・地域・売上規模・従業員数・希望額。この5つだけで、事業がどこに依存しているかはおおよそ見当がつきます。

  • 売上規模と運営人数の関係。年商3億円を2名で回している事業は、仕組みが強いか、経営者に全部が集まっているかのどちらか。後者なら引き継ぎの設計が別に要ります
  • チャネルの偏り。ノンネームにモール名が1つだけ書かれている事業は、そのモールの規約変更とアルゴリズム変更が売上に直結します
  • 譲渡の理由。後継者不在、選択と集中、体調。書かれている理由と売上の推移が噛み合っているか
  • 希望額と売上の比。営業利益が書かれていなくても、売上に対して希望額が大きすぎる場合は、在庫込みの総額を出している可能性があります

この段階では絞り込みすぎないほうがよい。開示依頼に費用はかからず、途中で降りても記録は残りません。少しでも引っかかったら開示を求める、という進め方で問題ありません。

実名を知るには売り手の同意が要る

ノンネームから実名へ進む段階を、ネームクリアと呼びます。ガイドライン第3版は、ネームクリア(譲り渡し側の名称を含む企業概要書等の詳細資料の開示)について、興味を示した候補先に対し、譲り渡し側からの同意を取得し、候補先との秘密保持契約を締結したうえで実施するものと定めました。同意は、開示先となる候補先ごとに個別に取ります。

買い手から見ると、開示依頼を出しても必ず名前が分かるわけではない、ということです。断られる理由の多くは、売り手が同業・主要取引先・特定の地域を開示先から除外していることにあります。断られたこと自体で、買い手の評価が下がることはありません。

同じ第3版は、テール条項(契約が終わった後の一定期間内に成約した場合も手数料が発生する定め)の対象を、ネームクリアが行われて売り手に紹介された相手に限定しました。名前を知った時点から、買い手も手続きの中に入る。この線引きが第3版で明確になりました。

秘密保持契約が何を守り、何を守らないのかはNDAは何を守り、何を守らないのか ── 紙だけでは漏れる情報の守り方にまとめています。

企業概要書は売上の中身を見る

合計の売上より、その内訳です。同じ年商1億円でも、内訳しだいで引き継いだ後の姿はまったく違います。

見る項目分かること書かれていないときに聞くこと
チャネル構成自社EC・モール・卸の比率。1つに寄っていないか直近12か月のチャネル別の売上と粗利
新規とリピートの比率広告で新規を買い続ける事業か、積み上がる事業か定期購入の継続率、2回目の購入率
利益修正の内訳決算書の利益にどんな調整が入っているか調整の1件ごとの金額と根拠。内訳が明示された概要書は信頼できます
運営体制何人で回しているか。外注の比率経営者の稼働時間と、その内訳
在庫の質現金が在庫に変わったまま戻っていないか品番別の在庫一覧と最終販売日
広告依存度広告を止めたときに何が残るか広告費、ROAS、指名検索と自然流入の比率
名義商標・広告アカウント・顧客リストが誰のものか商標の登録名義、広告アカウントの所有者

最後の名義が、EC事業では価格そのものより重い場合があります。商標が代表者個人の名義、広告アカウントが代理店の名義、顧客リストの同意範囲が譲渡を想定していない。どれも引き継ぎの直前に判明すると条件の作り直しになります。

在庫が価格にどう反映されるかは在庫3,000万円は売却価格に乗るのか ── EC売却で在庫が簿価で通らない理由、概要書のどこを疑うべきかは企業概要書はどこを疑うべきか ── 章ごとの「疑う場所」と確かめ方で扱っています。

面談で確かめるのは再現性

資料の数字はすでに読めています。会って確かめるのは、その数字を自分が引き継いでも同じように出せるかどうかです。

聞く相手は経営者ひとりでよく、聞くことは5つに絞れます。

  1. 日々の運営を、誰が何をしているか。1日の流れを時間で追う
  2. 経営者にしかできない仕事は何か。仕入先との交渉、値付けの判断、クリエイティブの決裁
  3. 前任の勝ち方が、人が抜けても残る形になっているか。広告クリエイティブの当て方、キャンペーンの設計、値上げの判断基準
  4. 譲渡の理由。書面の理由と、口から出る理由が一致するか
  5. 幹部と主要な従業員の温度。反対している人がいるか

当社は、面談で得た印象の扱い方を次のように定めています。買うか降りるかはロジックで決める。判断の材料は、買う理由・数字・先に引いたラインの3つです。経営者の印象は買う理由にせず、人については引っかかりがないかを確かめるところまでにとどめます。

好印象を買う理由にしない。ロジックが通った相手を、印象だけで降ろさない。この2つを同時に守るための線引きです。

費用と独占交渉は基本合意から始まる

ノンネームの閲覧、開示依頼、企業概要書の受領、面談。ここまで買い手の費用負担はありません。

ガイドラインは、M&A支援の手数料を着手金・月額報酬・中間金・成功報酬の4つに整理しています。当社は完全成功報酬制で、着手金と月額報酬をいただきません。買い手の負担は、基本合意時の中間金と、クロージング時の成功報酬の2回です。

譲渡価額料率(税別・累進)
1億円以下の部分10%
1億円超〜5億円以下の部分5%
5億円超〜10億円以下の部分4%
10億円超の部分3%

各金額帯に該当する部分にのみ料率を掛けて合算します。最低成功報酬は500万円(税別)。買い手側の支払いは、基本合意時に中間金10%、クロージング時に90%という配分です。

基本合意で決めるものは4つあります。価格と条件の大枠、独占交渉の期間、調査の範囲と期限、在庫を価格に含めるか別に精算するか。ガイドラインも、資金繰りが厳しいなど時間的な余裕がない場合を除き、基本合意の締結を望ましい取り扱いに位置づけました。

自己資金だけで足りないときの組み立ては自己資金が足りなくてもEC事業は買えるのか ── 借入と後払いで届く額の組み方にまとめています。

EC事業の調査で先に確かめること

EC事業はアカウントが資産です。引き継げないアカウントは、価格を下げても手に入りません。調査で確認する項目のうち、EC・D2Cに特有のものを挙げます。

  • モールのアカウント承継。規約上、事業譲渡で引き継げるか。株式譲渡なら法人が変わらないため論点は小さくなります
  • 広告アカウントとピクセルの名義。個人名義や代理店名義だと、これまでの学習が引き継げず、獲得単価が一度上がります
  • 顧客リスト・LINE・会員データ。取得時の同意の範囲に、第三者への承継が含まれているか
  • 在庫の所有権。委託在庫や預け在庫が混ざっていないか。所有権は書面で確定します。過去に、この確認を飛ばして引き継ぎ後に係争の一歩手前まで進んだ例があります
  • 商標・意匠の名義。法人名義か、代表者個人の名義か
  • OEM・独占代理契約の支配権変更条項。買収を理由に契約を解除できる定めが入っていないか
  • 規約違反とアカウント停止の履歴。薬機法・景品表示法・特定商取引法・ステマ規制に触れる訴求が過去にないか

表明保証の設計も、この調査の結果を踏まえて決めます。ガイドラインは、期間や責任の上限が設定されていない場合、売り手が過大な責任を負い、当事者間で争いが生じる原因になると指摘しています。売り手を守る条項は、結果として買い手の引き継ぎも守ります。

探し始める前に決めておく3つ

予算の上限、対象領域、決裁ルート。この3つを先に決めた買い手は、そうでない買い手より速く、売り手からも信頼されます。

  1. 予算の上限。「良い相手なら考える」は、実務では何も決めていないのと同じです。買収対価に加えて、在庫の仕入と運転資金まで含めた総額で上限を決めます。EC事業は引き継いだ後に在庫を積み直す局面があり、対価だけで組むと資金が足りなくなります。

  2. 対象領域と、その理由。「EC全般」ではなく「自社の物流網に載る常温商品のD2C」のように、自分が価値を足せる範囲を言葉にしておく。売り手は「なぜうちを買いたいのか」を必ず見ています。

領域を決める材料として、市場の大きさも確かめておきます。経済産業省の調査では、2024年の物販系分野のBtoC-EC市場規模は15兆2,194億円、EC化率は9.78%でした。年3〜4%で伸びている市場です。

  1. 意思決定のプロセス。誰の承認で進むのか、何日で返事ができるのか。ここが決まっていない買い手は、面談の後で必ず止まります。

母数の話をします。中小企業庁の集計では、2024年度に登録支援機関が扱った中小M&Aの譲渡側は4,940件、うち卸売業・小売業は792件でした。一方、当社がEC・D2C・EC支援領域で公表情報から確認できたM&Aは195件、買い手は実数で154社。そのうち26社が2件以上を買っており、3件に1件は繰り返し買っている会社の取引です。

買い慣れた買い手が3分の1を占める市場で、決裁ルートが決まっていない買い手は後ろに回ります。買い手の顔ぶれはEC・D2C事業を買っているのは誰か ── 195件の3件に1件は「繰り返し買う26社」で1社ずつ数えました。

当社の見解では、買収の結果は買う前の段階でほとんど決まります。価格の規律と、買う理由がはっきりした時点で大半は終わっている。買ってから立て直す前提では買いません。

GOを出す前に埋める4点

市場・在庫・コスト構造・人員計画。この4つが事実で埋まらないうちは、買収の判断を保留します。1つでも空欄があれば、その空欄は引き継いだ後に必ず戻ってきます。

埋める項目事実で確認すること空欄のまま進めたときに起きること
市場特性需要が来年も再現するか。特需・季節に依存していないか特需の終了後に売上が前年の7割まで落ちる
在庫所有権の帰属、評価額、不良在庫の扱いを書面で確定所有権の所在が争いになる
コスト構造物流・手数料・広告費・人件費に分解し、改善の余地を先に見積もる改善の検討が引き継ぎ後になり、すべてが後手に回る
人員計画誰を、どのくらいの時間で、いつから当てるか責任者が不在のまま9か月が過ぎ、現場が変わらない

代表の齋藤は、4点のうち人員計画をとくに厳しく見ます。買い手として関わった案件で、ここを飛ばした事業がどうなるかを実際に見たためです。「人員計画は、受け皿があるかないかでは足りません。誰を・何%の時間で・いつから当てるかを名指しできるかどうかです。経営者が続けてくれるケースでも、自社の責任者は初日から要る。ここを飛ばした買収は、9か月たっても現場が変わりませんでした」

引き継ぎ後の100日は、地盤づくり・準備・実行の3段で組みます。1か月目は前任の運営をそのまま再現しながら売上を分解する。2か月目に施策の準備。3か月目に実行。初日から改革を始めない、という順番です。詳しくは買収後の100日は「変えない」が正解 ── EC事業の引き継ぎで落とさない5領域で説明しています。

この記事のまとめ

  • 手続きは中小M&Aガイドライン(第3版)の10工程で進む。買い手が関わり始めるのは4番目のマッチングから
  • 実名の開示(ネームクリア)には売り手の個別の同意が要る。断られても買い手の評価は下がらない
  • 費用が発生するのは基本合意から。ノンネーム・開示依頼・面談まで買い手の負担はない
  • 企業概要書では合計の売上ではなく、チャネル・リピート・利益修正の内訳・名義を見る
  • EC事業はアカウントが資産。承継の可否と名義は、価格の議論より先に確かめる
  • 予算上限・対象領域・決裁ルートを先に決めた買い手が、結果として速い
  • GOの前に市場・在庫・コスト構造・人員計画の4つを事実で埋める

よくある質問

Q. 開示依頼にお金はかかりますか。

A. かかりません。当社では会員登録・売り情報の閲覧・開示依頼・面談まで無料です。費用が発生するのは基本合意からで、買い手の負担は基本合意時の中間金10%とクロージング時の90%の2回。料率は譲渡価額に応じた累進で、1億円以下の部分が10%、最低成功報酬は500万円(税別)です。

Q. 開示依頼を出したのに、名前を教えてもらえませんでした。なぜですか。

A. 実名の開示には売り手の同意が必要で、その同意は開示先ごとに個別に取るためです。中小M&Aガイドライン(第3版)が定めた手順で、売り手は同業・主要取引先・特定の地域を開示先から除外できます。断られたことが買い手の評価に残ることはありません。条件を伝えておけば、次に条件へ合う売り手が出た段階でご案内します。

Q. 複数の相手を同時に検討してもよいですか。

A. 基本合意までは構いません。比較して目が肥えることは、売り手にとっても不利益になりません。基本合意からは独占交渉に入るため、そこで1社に絞ります。絞る前に、資料の返答の速さと決裁ルートの明確さで自分の優先順位を決めておくと、判断が速くなります。

Q. 個人でも買収できますか。

A. できます。小規模なEC事業は個人の買い手が多い領域です。ただし予算の上限を、買収対価だけでなく在庫の仕入と運転資金を含めた総額で組む必要があります。個人の買い手が現実的に狙える規模と資金の組み立ては数百万円でEC事業は買えるのか ── スモールM&Aの相場と、1件目に選ばない案件にまとめています。

ご相談ください

この記事の結論は「買収の結果は、買う前の段階でほとんど決まる」でした。予算上限・対象領域・決裁ルートの3つと、市場・在庫・コスト構造・人員計画の4点。合わせて7つを先に決めた買い手が、結果として速く、良い相手に出会います。

買収をお考えの方へ。当社では買収の条件を登録いただくと、条件へ合う売り手が出た段階でご案内します。会員登録・売り情報の閲覧・開示依頼・面談まで無料です。予算の上限や対象領域がまだ言葉になっていない段階でも、面談の中で一緒に整理します。掲載しているのは、当社が数字と資料を確認した売り手だけです。

売却をお考えの方へ。この記事は買い手が何を見ているかを書いたものです。裏返せば、売り手が先に整えておくべき項目でもあります。チャネル別の売上、利益修正の内訳、在庫の品番別一覧、商標と広告アカウントの名義。この4つが揃っている売り手は、調査が短く、条件も守れます。企業価値の査定は無料で行っています。

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出典

  • 中小M&Aの10工程(中小M&Aフロー図)・ネームクリアの同意取得・テール条項の対象・手数料体系の4類型・基本合意の締結・表明保証と調査の関係:中小企業庁「中小M&Aガイドライン(第3版)」(2024年8月公表)および同ガイドライン遵守の宣言に係る中小企業庁の参考資料。2026年9月4日確認
  • 物販系BtoC-EC市場規模15兆2,194億円・EC化率9.78%:経済産業省「令和6年度電子商取引に関する市場調査」(2025年8月26日公表)。2026年9月4日確認
  • 中小M&Aの件数(2024年度の譲渡側4,940件・卸売業・小売業792件):中小企業庁「登録支援機関を通じた中小M&Aの集計結果」2024年度。2026年8月30日確認
  • 公表M&A195件・買い手154社・26社が2件以上:当社がEC・D2C・EC支援領域の公表された取引について、買い手を1社ずつ当事者の公式発表で確認したもの。2026年8月30日時点
  • 手数料の料率表・最低成功報酬・買い手側の支払い時期:当社の料金体系(公式サイト記載)
  • 工程ごとの所要期間の目安・企業概要書の確認項目・EC特有の調査論点・GO前の4点・100日の3段構成:当社のEC・D2C M&A支援における実務基準
書き手
齋藤 浩喜さいとう ひろき
CommerceX M&A株式会社 代表取締役

2014年より輸入・EC事業で起業。8年間で海外ブランドの日本展開に注力し、累計30以上のブランドの立ち上げ日本展開を行う。

2022年に自ら立ち上げたゴルフブランドPuttOUT事業をCommerceXグループへ事業譲渡。その経験を機に、国内最大手M&A仲介会社に入社。コマース領域のM&A実務に従事した。2026年5月、CommerceX M&A株式会社を設立し代表取締役に就任。同時にCommerceXホールディングス執行役員として、EC・小売領域のM&AとAI活用を推進している。

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